キャノン インクジェットプリンターのヘッダークリーニング
キャノン・MG6330(インクジェットプリンター)をDIYで修理をしました
今年、喪中ハガキを送らないといけないので早めに住所を印刷しましたが全く何も印字されない真っ白なハガキがそのまま出てきました。えっ!嘘やろ~!早速テストパターンの印刷をしてみました。するとマゼンダとグレーのみ印刷されてブラック(大・小)、イエロー、シアンが全く出ていませんでした。そこでプリンターのヘッドクリーニング機能を使ってヘッドを掃除してみました。すると腹立たしいことにグレーとブラック(小)のインクが無くなってしまいました(><)ブラックになんで大と小があるのも納得出来ないですが、ヘッドクリーニングしたら猛烈な勢いでインクが減るのも腹立たしいです。しかもこの純正インクは大容量(XL)でインク一つで数千円します。何とかストックしていたインクに交換してテスト印字しましたが一向に全色が出ません。そこで強力クリーニングという設定があったのでそれを試してみることにしましたが、『沢山のインクを使用しますが実行しますか』という恐ろしいメッセージが出てきましたが買い替えるのも嫌なので躊躇わず実行しました。するとまたしてもブラック(大)とシアンが無くなってしまいました(T.T)
強力クリーニングが終わってインクが無くなってしまったのでテスト印字もすることが出来ないので無くなったインクをネットで探していると全色揃えると結構な値段で、それならプリンター買い替えた方が良いのか真剣に悩みました。そこでインクジェットプリンターのヘッドクリーニング方法が無いかネットで調べていると沢山出て来たのでインクの注文は一旦やめて、壊れるのを覚悟でヘッドを自身でDIYで掃除することにしました。折角高い純正インクを使用していたのに結局詰まってしまうのですね
手順としては先ずインクを全て外します。この作業は通常のインク交換と同じなので問題無いと思います。次にインクが刺さっていた土台の手前にある色見本があるバーを手前に引きます。ヘッドを外す時に邪魔にならない様に手前に1~2センチ程スライドさせます。次にヘッドを引っ張り出しますがヘッドの真ん中上部に仕切りの様な突起があるのでそれを引っ張れば回転しながら外せます。特に難しいことは無いです
ヘッドが外せれば、ヘッド周りの2つのビスをプラスドライバーで外します。これを外した方が掃除が早いです。外せば次に洗面器にお湯(私は42度、給湯器がその温度だったので)を入れてヘッドを濯ぎます。最初は真っ黒になるので数回濯いで、今度は新しいお湯に浸け置きします。30分位置いて軽く濯いでまた1時間程置いて濯いでをしてお湯が汚れなくなれば私はお湯を直接ヘッドにあてて流水で掃除しました(これが早いと思います)色が出なくなればそのままキッチンペーパーで水分を拭いて、半日から1日自然乾燥しました。私は急いでいたので少しドライヤーにあてたりしましたが1日放置すれば完全に乾いてました。そこで外した時の逆の作業でインクを全てセットしてテスト印字をしました。すると無くなったブラック(大)とシアン以外は無事綺麗に出ていたので、早速ネットでブラック(大)とシアンとマゼンダ(テスト印字でメモリ残り2つになってしまったので)を購入しました。新しいインクが到着して早速テスト印字を行うと今まで出ていなかった色も全て出るようになってました
今までならプリンターを買いに走ってましたが、プリンターヘッドのつまりは自身で直せることが分かったのでこのプリンターとまだまだ付き合えそうです。皆さんも簡単なんでチャレンジしてみては如何でしょうか。アルコールでなくて普通のお湯で綺麗になりました
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