不思議な話不思議な話

車の免許を取ったばかりの頃、車が好きで時間があれば乗り回していました

ある夜友人三人で遊んでいると友人のお兄さんとお兄さんの友達と合流することになって車2台、5人で某ダムへドライブに出掛けました。そして私の車に興味があった友人のお兄さんとその友達を乗せて3人でダムの一本道をドライブすることになりました。お兄さんが乗って来た車(フェアレディ240ZG)に友人二人を待たせてスタートしました

某ダム

ダムは一本道で突き当りまで行きそこでUターンをして友達の待っている所に戻っていると対向車があり、すれ違いましたがお兄さんの240ZGだったのでお兄さんの車で追って来たかと思いましたが、そのまま待ち合わせ場所へ先に戻りました

名車 フェアレディ240ZG(イメージ)

そして友人が待っていた所に戻ると、友人2人とあの240ZGがあり”あれっ”確かに途中で240ZGとすれ違ったし、ボディの色もオーバーフェンダーの色も全く一緒だったので珍しいこともあるなと思っていると、待っていた友達が怒った口調で『何処まで行っててん』って聞いてきたので、『ごめんな』って返してそんなに遅かったかなあと思いながらその日はそのまま友人を家まで送って帰宅しました

翌日も友人の家で遊んでいると、友人が『昨日何してたん、待ってても退屈やから兄貴の車で追いかけてんで』って言うではないですか。それを聞いて私は『実は戻ってくる時に兄ちゃんの車とすれ違ったけど、待ち合わせ場所に兄ちゃんの車があったからあんな珍しい車他にも走ってるんや』って思ったという話をしました

ダムの一本道(イメージ)

すると友人が『そうやんな実は俺らもお前の車とすれ違ってん』って言うではないですか、『すれ違ったから、直ぐにそこでUターンして戻ったのに待ち合わせ場所に居なかったから何処へ行ったんやろって』話をしてたらしいのです。そこで友人の兄ちゃんにも連絡して昨日すれ違った場所へ全員で向かうことになり、全員の記憶が合っているなら間違いなくすれ違ったということを検証する為に夜中でしたがダムに向かいました

ダムについてからは全員で1台の車に乗って昨日の一本道を走ってすれ違った場所へ来たら皆で声を出し合おうということで走らすと、私がすれ違ったと記憶している所へ来ると全員が『ここや』って叫びました。そこから友人にもう少し詳しく話を聞くと、私とすれ違ってから慌ててUターンして待ち合わせ場所戻ったが私達が居なかったので通過してどこか行ったのかなって思ってたらしいけど、5分経っても10分経っても戻って来ないので少し怒ってたみたいですが、まさか一本道の方から戻ってくるとは思ってなかった様で、どこか脇道でも入って隠れてたのかなと思ってたらしい

実際はすれ違った場所から待ち合わせ場所までは数百メートル位(時間にして数分も掛からない)の短い距離で途中に薄暗い長いトンネルがあるだけです。どう考えても数十分も掛かりようが無い距離で、私達は隠れもしていないし真っすぐ戻って来ただけなので30分程の時間が切り取られていました。それ以来そのトンネルを通過するときには車の時計を見てしまいます(時間が必要以上に経たないか確認)

トンネル(イメージ)

ここからは最近の後日談になります。その友人とは今でも毎年飲みに行くのですが必ずその話題になってその場に居なかった他の友達までがその話を知っていて、タイムスリップしたって言う話で毎回盛り上がっていました。
私は記憶の確認の意味もあって毎回その日の出来事を皆に話すのですが毎年友人達は『あの日のことは忘れられへんな』って言って確認会のようになっていたのですが、去年の飲み会の時もいつものように『あの話は毎年するけど、未だに謎なや』って言うと『なんの話』って聞くのです

『〇〇ダムに車で行って、タイムスリップした話やん』っていうと『そんなことあったっけな』って言うんです。他の友人達も『そんなことあったかな』って、そして毎年聞かしてる友達も『そんなことあったんや』って言うてるのを聞いて私は少し気味が悪くなり、それ以上聞くのをやめましたが何者かに記憶を消されたのでしょうか

今年もう一度確認してみて知らないようならこの話はもう誰とも共有できない話になります。紛れもない事実で私の記憶の中には鮮明に残っていますがここに記憶させて下さい。私の記憶が消されても良い様に。因みに記憶が無くなる話に少し興味が沸いてきて、以前(数十年前)会社の同僚にもこの話をしたことがあるので以前こんな話があったってことを話したの覚えてるか聞いてみると会社の同僚はまだ記憶しているみたいで、『昔そんな経験したって言ってたよな』って言ってたので関係者だけの記憶を消してるのかな~

不思議な話不思議な話

車が好きで良くドライブをしていた頃に大阪の南方面の工場が一杯ある地域に居た友達の所に良く遊びに出掛けていました。
そして皆で車を停めて話をしている時に突然目の前の道路で知らない車が中央分離帯に突っ込み白煙をあげました。こんな直線の道で”えっなんで”って思ったのですが慌ててその場所に近寄って見てみると、車の右前方が大破までいかないですが相当凹んでおり走れる状況ではありませんでした

中央分離帯(イメージ)

見知らない人でしたが流石にこのままの状況で放っておけないので私の知り合いの車屋さんに頼んでレッカー車を出して貰い、その車屋さんまで運ぶ事にしました

そして友達となんでこんなところでハンドル切ったの?って聞くと彼が不思議なことを言い出しました。『今見ると繋がった中央分離帯にしか見えないけど、ぶつかった時は中央分離帯に隙間が見えてそこでUターンしようとしたら衝撃があった』って言うのです

その時は皆で『そんなことないやろ』って、『怪我しなくて良かったな』って言って皆で撤収しようとしていた時に友達の一人が『あっ』って声を出して、どうしたのって言ったら中央分離帯の丁度ぶつかった部分の上に草が生えていてその真ん中辺りにオートバイのタンクと花束が置いてありました

イメージ

皆無言になって、早く帰ろうってなって撤収しました。夜中だったので背筋がゾッとしましたが早くその場から離れたかったのですぐに知り合いの車屋さんに戻って皆でそんなことがあるのかなって話をしてました

想像ですが、事故った彼が何者かに呼び寄せられたのかも知れません。そして知り合いの車屋さんに彼の車を預けて安く修理してあげてってお願いし、困っていたので私が彼を家まで送って行きました。ただ事故を目撃しただけの間柄でしたが何故か昔から知っている様な雰囲気の彼でそしてその日は家まで送って別れました

不思議な話はここで終わりなのですが、この話には続きがあって

それから何か月か経ってその車屋さんに用事があって行ってみたら事故った時の彼が偶然居てて、何故かお店を手伝っている様子だったので『車直ったん?ここで何してんの』って聞くと、彼は『あの事故が縁でここで働かせて貰ってる』って言うではないですか(笑)。えっそんなことってあるの、私はビックリしましたが店長とも馴染んでいるようなのでまた友達が増えたかなっていう感じでした。

仲良く働いてました(イメージ)

彼が『仕事がもうすぐ終わるので家まで遊びに来ない?お礼がしたい』って言うので『お礼なんて要らんよ』って言ったのですが、気が済まないらしく車で彼の家に行くと、少し待っといて言って家に戻り、抱えきれないくらいのタバコの箱を車の窓からプレゼントして貰いました。一期一会とは言いますが車の事故を目撃しただけですが良い出会いになりました