サーフィンのルールやマナーについて

2023年7月19日波乗りを始めるサーフィンを始める,マナー,ルール

波乗りには当たり前ですがルールやマナーが存在します

インターフェア(妨害)のシーン PHOTO:© WSL/Morris

色々なルールがありますのであくまで私の理解している基本ルールですが紹介致します
色々というのは他のスポーツと違って単に競技上のルールだけで無く、自然相手のスポーツになりますので多方面のルールが存在します

このスポーツに限らず当然スポーツを行う場合、スポーツを行う為のフィールドが存在します

波乗りでいうとポイントということで、すなわち地域ということになります。当然その地域で生活されている方々が安全に暮らせることが最優先かと思います。そうなると当たり前の事ですがゴミや騒音、また駐車違反や交通安全等最低限のマナーは必ず守りましょう

また波乗りとなると他のスポーツではあまり意識することが無いかもしれませんが、ローカルといわれるその地域で生活されている波乗りの方がそのフィールドを守られる活動を行っているということで優先されるべき対象かと思います

このあたりの解釈が曖昧ですが、実際環境問題の取組や地域振興等を陰で尽力されている方々がいらっしゃるお陰で我々が楽しむことが出来ると考えると行動に表れてくるのではないでしょうか(ただローカルを偽って各地でトラブルを起こしているのも事実なので波乗りとローカル問題は永遠でしょう)

何十年も波乗りをしてますが、エントリー場所を確認してたら『どちらから来られましたか』と聞かれて『大阪です』って答えると丁寧な口調でしたが『此処はローカル以外の方は控えて下さい』って言われたり、また違うリーフポイントで地元以外の人は今すぐ上がって下さいって大声で言われたことも正直あります

画像はイメージです

マナーを守っていても暗黙のルールが存在しますので、その辺は事前に調べた方が不愉快な思いをしなくて良いかも知れません。因みに追い出されたポイントは私が年に数回は必ず出掛けるポイントですが、過去に一回だけですが本当に良い波でポイントブレイクになっていた分ローカルに波が回ってこなくて追い出されたのかも知れません(面倒なので横へ移動しましたがそのまま居てても何もなかったそうです)

ポイントブレイクは特に要注意

次に基本的なルールを紹介しますと、ワンマン&ワンウエーブという事で、1つの波には1人しか乗ってはならないルールがあります。基本的にはその波のピーク(一番最初に波が割れるところ)に一番近く、かつ一番最初にテイクオフした人に優先権があります

実際、混雑しているポイントでは数人で一度にテイクオフしている場面を良く見ますがルール違反です。ある程度距離が離れていて乗られることもありますが、気分悪いし怪我のもとなので止めましょう(ピークから乗っているサーファーがいるにも関わらず、進行方向側でテイクオフすることを前乗りと言い、完全にルール違反になるので覚えておきましょう)

また初心者の方はどこで波に乗って良いかも分からないので小さい波の時は少しでも大きい波を目指して集まったりしますが絶対空いているところで練習するべきだと思います。そんな激戦区で乗れる波は無いのと気が付かない内に前乗りをしてしまって注意されても凹みますのでそれより少し外れたところで数をこなした方が絶対上達に近道だと思います

またポイントには大勢でエントリーしない、一度に大勢でポイントに入るのはマナー違反です。違う場所に分かれて入ったり時間を調整する等の配慮が必要かと思います。また大声で仲間で騒いでいる人を夏場に良く見かけますが、逆の立場になって考えれば解るかと思います

それと混めば必ず見る光景ですが、波待ちしている人の少し浜側で直線上に波待ちする人。えっ何でってなるのですが皆さんは気になりませんか。そこで波待ちして怖くないですか、まっすぐテイクオフしたらあなたはどうする予定でしょうか。 結局横をすり抜けてテイクオフしますが、そこまで混んで居ないのに何故そこで待つのと思ってしまいます

必ずアウトやインサイド側にいる人や周囲に配慮しながら波待ちをしましょう。周りの状況を判断しながら適当な距離感を保ちつつお互いを尊重出来たらいいなあと思います。沖へパドリングする時は、ライディングの人の妨げにならないようにゲットを行いましょう

波乗りは本当に楽しい趣味なので、ルールやマナーを守ってエンジョイしましょう

Posted by いっちゃん