サーフトリップサーフトリップ,宮崎

ある民宿で夕食に地元でとれた魚料理が出てきたのですが(実は私は魚が嫌いなんですが海へ来ている時はしっかり綺麗に食べる様にしています)結構な量で、さすが海の近くだということなんですが私にはかなり辛い状況で友人にも手伝って貰い全て食べてその日は就寝しました

魚料理(イメージ)

翌日もまた当然魚料理なのですが、何故か私のお皿には魚の頭(正確には半分に切った魚の前身のみ)だけが載ってました。友人のを見てみると尾っぽ側だけがお皿に載ってました。当然昨日と今日の宿泊料に違いも無く、前日に魚を残した訳ではないので昨日私が友人にあげるところを見られたのかなと思いましたが友人の分も少ないし、前日は3匹くらいあったのが今日は半身と言うのも流石に気になったので聞いてみました

翌日おかず(イメージ)

『すみません。何故今日は魚が半分しかないのですか』って女将さんに聞いてみました。すると突然厨房のガラス窓が開いて店主が言いました『今日は釣れんかったんや』しかも少し怖い顔で言い放ったのです。いやいや此方としては、”知らんがな”の心境で唖然としているとその代わり食後にザボンを剥いてあげるってことを女将さんが言ってくれました

ザボンよりオカズが欲しかったのですが。。。。そのザボンって言うのが(私は良く知らなかったのですが)大人の頭くらいの大きさのみかんの様なもので、それを一口サイズに切ると恐ろしい量になるのでした

ザボン(イメージ)

結局、好意で貰ったもなので断ることも出来ず、皆でやっと1個を食べ終えてお腹はパンパンでまさにはち切れそうだったときに、女将さんが『どう美味しかった?』って聞かれたので、美味しかったという回答とともにお腹が一杯になりましたって伝えてたのにも関わらず先輩の一人がわざわざ厨房に向かって本当に美味しかったですって言いに行ったので、少し嫌な予感がしたのですが、奥からもう一つ剥くから待っててよって、信じられないような声が聞こえて

小さい声で皆は先輩に向かって『一人で食えよ』『そらそうやろ、そこまで言ったらそうなるやろ』ということで、我慢大会のような様相でさらに一個を食べました。それからザボンは食べた記憶はないです

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宮崎・最高のロケーション

その民宿には関東からもプロサーファーが良く来るそうで、その人達は明け方から海へ入って1ラウンドをこなしその後朝食の為に民宿へ戻って来られて朝食後は夕食までサーフィンの練習を毎日、雨の日も風の日も関係なくやられているそうでした

しかし、我々は夕食が終わるとお酒を飲み、夜な夜な観光に出掛けたり騒いでいたので朝が中々起きれない。すぐ近くが海なんでゆっくり行っても充分波乗りは満喫出来るので気が焦らないせいもあるし、先輩が全く波乗りに興味がない(じゃー何故一緒に来たのか?一緒に騒ぎたいだけなのでした)

なので毎朝女将に起される『わざわざ大阪から着てるんでしょ、他のサーファーの皆さんは出掛けたよ、ご飯片付けたいから食べて』って言われる始末。食べたら食べたで部屋でタバコ吸ってプロレスごっこをしていると、部屋が掃除出来ないから海に行けって追い出される

それから海へ行ってもたっぷり波乗りが出来、今度は堤防で寝て、起きては野球をしたりアイスを食べたり海へ入ったりと日が暮れるまでのんびり出来ました

宮崎の波は最高

変な話ではあるが大阪に居るときは海へ行きたくてしょうがないのに、いざ海が横にあるとそんなにガツガツしなくなる。不思議なものだ、だから上手く成れないのだなあ~