波乗りサーフィンを始める,波乗り

波乗りは楽しい

平日は仕事で海へ行けないので出来る限り週末は用事を作らず、また一人で行くと金銭的にも厳しいので仲間を集って週末仕事が終われば車で皆を拾いながら海へ通う生活が始まりました

週末は沢山の仲間と海へ(イメージ)

早朝から夕暮れまでみっちり練習しましたが、当時情報も少なくこれだけ頑張れば直ぐに上手くなると思ってたのですが、3ヶ月経ち、半年経ち、1年近く経つのですが全然上手く成りません。しかも夏休みや連休があればずっと波乗りをしていたのにも関わらず、びっくりするほど上達しませんでした(センスが無いんですね)

ただ、毎週末が楽しく海にも慣れて乗るには乗れるけど何も出来ない状態が結構続きました

そして1年半位経った時にその時は突然やって来ました。イメージを持って何度も何度も滑っていたにも関わらず全然ターンが出来ずに曲がれなかったのですが突然曲がりだしたのです

ターンが出来れば波乗りはメチャクチャ楽しい

一度曲がれてもまた曲がれなくなるのが怖いので復習を兼ねて直ぐに乗ったのですが何度乗っても曲がれるのです。不思議な物でこの曲がれるようになってからは次の目標を設けては練習し、出来るようになれば次の目標って感じでスノボやスキーのようにどんどん上手くなることは無いですが、1年より2年、2年より3年という感じでほんの少しずつ上達する様な奥が深~い感じでした。(私の運度神経が悪いだけかもしれませんが)

波に乗れるようになると、波を見るだけで想像が膨らみます

この頃は、波乗りをしに行くという感じでは無くて波乗りを続けれる為に一旦都会へ帰って働き、週末に海へ戻って来るよな感じで完全に波乗り中心で物事を判断していました

海は本当に癒されます

海は毎回違う表情ですが、必ずパワーを貰えるので私にとって大切な場所になりました。波乗りを通じてこれからも携わっていけたらと思います。海に感謝です

波乗り波乗り

私のような波乗りも沢山いらっしゃるようでホームポイントでは毎週同じ顔があり、またホームポイントに波が無い時はかなりの距離を移動し他のポイントで波待ちをしているといつもの顔があったりと、数百キロの距離を移動しているのに当たり前のような顔で皆さんそこに居られます。それぞれの方がスケジュールを調整し波乗りの為の時間を作って行動されているのですが、何処のポイントへ行ってもだいたい見た顔があります

ホームポイント 伊勢

これは普通の生活をしている人には理解しがたい光景ではあるが、波乗りの人たちにとっては同じ目的で皆が移動するので自分達の居る地域から一番近い波のありそうなポイントを目指します。また台風の動きや長期の休みが取れる場合となると関西でいつも見ている顔を、東海地方や、四国地方、なんなら九州地方でも普通に見かけたりします

特に親しい訳ではないので名前までは知らないが顔は毎週見るので知っている面々である。他の趣味を余り知らないのでなんとも言えないが普通の人達が年に数回遠出する距離を我々は毎週移動します

こんなことが昔ありました。和歌山に波があったので和歌山で海へ入る準備をしている時に今ではあまり見ない光景ですがWAXを忘れたので貸して下さいって頼まれました。快く貸してあげて別れたのですが翌週伊勢で再び逢って笑顔で会釈されました

磯ノ浦ポイント

その翌週は少し遠出をして四国の河口に居たのですが、なんと先週の兄ちゃんがまたそこに居るではないですか、良く逢いますねって思わず笑ってしまいましたが、恐らく同じ行動パターンの人が何人も居たのだと思います

四国 河口ポイント

またこの民族は寝泊りも良くするので板を仕舞えて寝ることが出来て燃費が良い車、当然頑丈な車が人気があるわけで海の駐車場にはハイエースがズラリと並びます。私も欲しかったのですがマンションの地下駐車場に入れれないので別のディーゼル車に乗っています

サーファーに人気のハイエース

最近、海へ行くと挨拶される機会が多くなってきました。いつもお会いする方も居られますが恐らく初対面(私が覚えていないだけかも知れませんが)の方も多いと思います。私の年齢が高くなって来たので挨拶されるのかもわからないですが、サーファー同士が海で普通に挨拶するような良い時代になったな~と思います。それにしても昔は若い人の遊びだった気がしますが最近は年配の方が多いのでオリンピックを見て始めたい若い方も是非始めてみては如何でしょうか