夜釣りをしなくなった理由
友達数十名で丹後半島のキャンプ場に1泊2日で泊まりに来た時、釣り好きの友達と二人で夜釣りをする計画でした。夜になって皆がテントを張っている直ぐ近くの砂浜から少しだけ海の中にある岩場があって、夏場なのでその岩場まで海の中を歩いて行って夜釣りをすることにしました
そして30分位した頃、並んで釣りをしていた友達がとんでもない勢いで私にぶつかって来たのでした。私は慌てて海に落ちない様に体制を保ちましたが、それよりも押したと思われる友達の方がビックリしてて『誰かに押された、誰か居てる?』って聞いてくるのですが、そもそもその岩場は二人が横に座るのが精一杯のスペースしかなく当然誰も居ないのですが、友達がガタガタ震えながら『直ぐに浜に戻ろう』って言って竿を持って浜へ大急ぎで戻るのを見て私も慌てて仕掛けを回収して浜へ戻りました
その友達は皆の所へ戻ってもガタガタ震えていて状況を聞いても凄い力で押されたとしか言わなくて、私も凄い勢いで友達がぶつかってきたので一瞬グラッとしましたが何とか海に落ちずにすみました。普段は冗談でも人を脅かしたりするような奴では無いので、その日は釣りはやめて皆と一緒に寝ました
翌朝、岩場を見ましたが2人が座ると一杯になる大きさで仮に誰かが冗談で押しに来たとしても海に音も波も立てないで来ることも戻ることも出来ないので、あれは誰の仕業だったのでしょうか
私はそれ以来そのキャンプ場には一回も行ったことはないですし、夜釣りもそれ以来一度も行ったことはないです。正直、今でもバス釣りはやっていますが日が暮れると帰ります。怖いから
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