PUのボードと比べるとリペアがあまり必要でなく長くお付き合いの出来るEPS製サーフボードですが、大事にしてる割にはチョイチョイ駐車場で落としたり車にぶつけたりと海以外でもクラッシュしてしまいます
購入したサーフショップへ持って行けば綺麗に直るのは分かっているのですが結構高い出費となるのでEPSでも自分で直せるようにしました
EPSのボードをPUと同じ様に樹脂で修理してしまうと中の発砲スチロールが溶けてエライ事になるって書いてあったのでEPSのリペアを調べて挑戦しました
直すボードはプレセボと言われるモールドボードで非常に丈夫だがやはり落とすと欠けてしまう。ただ真っ白のプレセボはリペアすると必ず塗装が必要となる(気にしなければ塗装は不要だが真っ白なのでリペア箇所が結構目立つ)のでこの機会にエアーブラシという物の入門レベルを購入し試行錯誤を繰り返し何とかそれなりにマスターした(と思っている、いや思いたい)過程を記載致します
エアーブラシは今まで敷居が高くて手を出していなかったのですが、ボードの塗装を考えるといつかはマスターしたいと考えていたので思い切って購入しました(思い切った割には初心者用の安物です)
ネットで色々調べながらリペア作業を行いましたが仕上がりは大満足でした、友人に見せましたがクラッシュ箇所を見つけれませんでした(良かった)
先ず初めにエポキシボード用のリペア用パテを用意します。パテは粘土のようになっていて必要な分だけカットし、その中にある硬化剤の様なものと一緒に指先でグネグネと混ぜ合わせます
私が使ったのは『SESSION SAVER』という商品で、必要分をカッターで切り取り白くなるまで混ぜ合わせます
①凹んだ箇所にそのパテを擦り付け、だいたいの形を手で整えたらあとは硬化を待ちます
※あまり盛り過ぎてしまうと樹脂でも一緒だが後で削る工程が増えるので必要最小限がベター
②硬化後、目の粗いサンドペーパーから削っていき、最後は耐水ペーパーで一旦仕上げを行います
※上記の工程はPUと同じで、粗い⇒細かい⇒超細かい耐水ペーパーで磨き、殆どツルツルになるまでにします
③表面がツルツルになれば、後はエアーブラシで仕上げを行います
④エアーブラシで仕上げは白系のサーフェースにて最終の白が際立つように下準備の塗装を行います
※手持ちのエアーブラシのエアーにパワーが無いので薄めの液で極薄の塗装を行い、何度も何度も同じことを繰り返し塗装を行います(塗っては乾かし、塗っては乾かし)
⑤次にプラモデル用の白でこれまた薄く何度も同じ作業を繰り返します(少しずつ塗るのがコツかと思います、薄く塗っているので乾くのも早いです)エアーブラシ自体が繊細な塗料なので少しずつ重ね塗りで綺麗になる気がします
⑥最後に他の部分との境目が出来ない様にクリアを数回吹きました。この時点でリペア箇所が何処か分からなくなると思います
※正直クリアは吹かなくても良かったと思いますので超完璧を求める時だけで良い様な気がします
エアーブラシ後はリペアーの部分は解らなくなりました(良かった)。但し部屋がめちゃ臭くなります(><)