波乗りワカメ,波乗り

毎年冬から春になる頃、波乗りで海へ行ったとき浜にワカメが打ちあがっていると拾って帰るのですが
今年は新型コロナウイルスの影響で全く海へ行けないのでワカメも見れなかったです

新鮮なワカメは美味しいです

春になる頃、伊勢でサーフィンしてると千切れたワカメが海を漂っていることがよくあります
海藻とかワカメとか足に絡んだり、リーシュに絡んだり波乗り中は結構気になります

そんな季節には駐車場へ戻るとウエットスーツを干す棒にワカメが干されていたりします

良く見る光景なので全然気にしていなかったのですが、ある時駐車場のおばちゃんが
近所の漁師さんから貰ったのか、袋一杯にワカメを入れて『持って帰り』って頂きました

頂いたワカメを有難く頂戴し、家で食べたところ大変美味しく感激しました

私は普段食べるワカメがその辺に漂っているワカメと同じという認識が全く無かったので
おばちゃんに浜に打ちあがってるワカメは食べれるのか聞いてみたところ、
暖かい時期になると食べれないがこの時期ならまだ食べれるよと言うことで、波乗りが終わってから
浜へ行って新鮮そうなワカメを少しだけ拾えたので持って帰って食べてみました

浜に打ち上げられたワカメ(イメージ)

自分で拾ったこともありますが、美味しかったです

それ以来浜でワカメが打ち上がっていると手に取って状態を確かめてみる癖が付いてしまいました
でもそんなワカメを触った手でそのままボードを掴むと結構滑るので要注意です
私は手が滑って顔面強打したことがあります

いつになれば海へ入れるのかな~
早くこんな感じに戻らないかな~

早く海入りたいなあ~
サーファーの皆さん、今は本当に辛い日々ですがもう少しだけ皆で頑張って乗り切りましょう

波乗りサーフポイント

今回はだーい好きな伊勢のポイントを紹介したいと思います

伊勢は大好きなところです

関西を代表するサーフポイントで波があれば年中大勢の人で賑わっているメジャーポイントです。波を目指して他府県からも皆さん来られるので三重ナンバーは勿論のこと、他府県ナンバーの車も多いです。大阪方面やそれより北や西からも来られるので気合が入ってる方々で一杯です

伊勢方面のサーフポイントのエリアは大きく4つ、国府の浜、市後浜、南張海岸、ジャンが有名で特に国府の浜は全日本大会でも有名で、日本の中でも有数なメジャーサーフスポットの一つです

伊勢のサーフポイント

以前南張海岸でプロの国際大会も開かれたことがあるそうですが、私が始めた頃は国府の浜でJPSAの大会が開かれていて何度か見に行ったことがあります。当時BIG4と呼ばれた糟谷修自さん、久我孝男さん、関野聡さん、福田義明さんが参加されていました

いつも入っているポイントでプロのライディングは本当に刺激になりました。国府の浜と言っても広い海岸線なのでそれぞれに各ポイント名が付いています

国府の浜のポイント

メイン

メインポイントは国府の浜の中でも良い波が立つことが多く、国府の浜の中でも唯一このポイントは道路からチェック出来る位置にあるが国府の浜の中では一番ローカルが大切にしている神聖なポイントとされていることを良く聞きます

テトラが投入されていて気を付けないといけないのですが、壊れた水門辺りと比べるとワンサイズ以上大きく、パワーもあります。私は凄く好きなポイントですが、私が始めた35年以上前には既にテトラがあり、テトラが無いメインの波を見てみたいです

ここの浜への入り口に伊勢のレジェンドプロサーファーのマンタさんがよくいらっしゃいます、お話をしたり駐車場を貸してもらったりするのですがここでは超有名な方です

テトラ

メインの横に位置するテトラポイントですが、こちらは名前の通りテトラが投入されており、通常はその間を抜けて来たうねりをキャッチします。此処も比較的波に力があり、個人的に感じるのは上手いサーファーが多いです。壊れた水門前付近に波が無い場合はメイン、テトラをチェックすることが多いです

三角・ラスタ

此処のポイントは良くコンテストが開かれていて、上手いサーファーを良く見かけます。テトラが見えないので開けた感じですがそこそこの波のパワーがあり、メインからこのあたりまではショートボードが多く、中級以上のサーファーが多めなイメージがあります

壊れた水門前

このポイントは比較的穏やかな波の時が多く、のんびりした雰囲気で初心者やロングボードの方が多いです。台風や低気圧で荒れた時はこのポイント~松林方面はクローズにならないことも多いのでそんな時は狙い目です

私はこの辺りの雰囲気がとても好きで、知り合いもいるのでリラックスしたいときは此処で入るのですが、波数少な目の時はショートボードにセットの波はなかなか廻ってこないです。また大きい駐車場も沢山あるので夏場は結構込み合いますので怪我には注意が必要です。スクールも頻繁に行われています

松林

壊れた水門前と同じく穏やかな波が多くロングボードや初心者の方が多目です。隣が海水浴場なので夏場はエリアへの配慮が必要です。此処も台風の時でも入れることがあるのでそういった状況ではファンウエーブになる時もあるので狙い目になります

市後浜

日本のプロサーファーBIG4と言われた内の一人、福田義明さんが営まれている『ステップオーシャンスポーツ』というショップがあるポイントで市後浜は国府の浜より若干南のうねりにも反応する東向きのポイントとなります。以前はシークレットと呼ばれていましたが今では沢山の駐車場やスケートボードパークもある有名なポイントです。海岸の名前も”いちご浜”や”ストロベリービーチ”とも呼ばれている様です

波はセットがダンパーになる時が比較的多く潮が多いとバックウォッシュが発生したりします。ショアブレイクもキツイ時があるので初心者の方は注意が必要です。個人的には知り合いも多く今一番お気に入りのポイントです。昔はさほど混雑は無かったのですが最近は混むことも多くなりましたがやっぱり好きです。国府の浜の様に沖にテトラが無いのでダイレクトなうねりが到達します。地形が整えばファンウエーブもあります。このポイントはクローズになると赤旗が立てられ完全にビーチが閉鎖されますのでそんな時は絶対に海岸に近付かない様にしましょう。赤旗が設置される以前は死亡事故も多く、そのために設置されるようになったと駐車場のおばちゃんからお聞きしました

南張海岸

此処は地形が深く南のうねりがそこそこ強く、潮が引いていないとなかなか割れません。低気圧や台風でひとたび波が割れだすと凄くパワーのある波が割れます。ここのポイントは中級以上の方が殆どです

沖にテトラがあり、浜からテトラにむかって左側と右側にポイントが分かれます。左側は左奥に岩があって手前に向かってグーフィー、テトラ横やテトラ奥からレギュラー・グーフィー、また、右側のテトラ横からのレギュラー・グーフィー、右側奥からのレギュラーすべてパワフルです

テトラ右側に良い波が立ったところをあまり私は見ないのですが、一度右側の奥からのレギュラーだけが綺麗に割れてて、マシンウエーブの様になってたことがありました。南うねりが入れば必ずチェックをしますが、週末サーファーなので年に数回しか入れない大好きなポイントです

此処で波に乗るとパワーがあるせいか相性が良いのか、何故か上手くなった様な気がします(気のせいでしょうが)

ジャン

このポイントは南張と同じく地形が深いので南うねりが大きい時で潮が引いていないと割れないポイントです。波が割れるところは岩があるところもあるので初心者は入らない方が賢明です

最近このポイントで綺麗な波が割れるところをあまり見ないのですが、昔は南張よりもジャンで入れることの方が多かったのでとても不思議です(誰かご存知でしょうか)

当時は海岸横の道路には車がビッシリ並んでいて、溢れた車が国道260号への路上駐車までありました。それから間もなくして国道横に駐車スペースが設けられましたが、ここ数年(10年以上も)でそこまで車が一杯になっていることは私はあまり見たことが無いです

ここにはトイレとか水道といった施設が全くなく、自然そのものなんでワイルドな感じがとても良くて気に入ってたポイントですが最近は良い波を見ないせいであまり入っていないです

最後に

個人的な感想でポイント照会したのであまり参考にならないかも知れませんが、どのポイントも私にとっては何十年も通っている大切な大切なポイントです

メインのテトラ投入は地元の方々とサーファーとのトラブルが生んだ代償と聞いていますので、この綺麗で自然豊かな海を維持することで再びテトラの無いメインが見れたら最高だなって思います

この素晴らしいポイントを皆の協力で守っていけたらと思います

現在新型コロナの影響でサーフィンを自粛して約1か月になろうとしています。海には行けないですが毎日波のチェックはライブカメラで行っています。海に入れるということがこんなに貴重な時間だったと本当に気付かされた1か月でした。1日も早くまた海へ戻れる様、皆さん一緒に頑張りましょう