波乗りの時に着けている時計は歴代色々ありましたが、最近はずっとGショックの潮汐グラフ付を伊勢用と日本海用で使い分けています。先日部屋を片づけていたら昔していたGショックが出て来たので久しぶりに使ってみようと思い電池を交換しました。本来はメーカーや時計店で交換して貰うのが一般的ですがGショックは複数持っていて数年で電池が無くなるので以前から自分で交換しています
自身で電池交換をするとメーカー補償が受けれないそうですが、電池切れの度にメーカーに送るのは面倒なので自己責任ですが電池交換は自身で行っています。これはDIYという程の作業では無く数分あれば簡単に出来る作業なので紹介致します
①裏蓋のネジ(4本)を精密ドライバ(小さいドライバーがあれば大丈夫です)で外します
②裏ブタを外します(防水用のパッキンがあるので注意して下さい)
注意するほどの事ではないですが、溝にキチンと収まっている事を確認
③ラバーの蓋が乗っているのでそのラバーを外します
(小さバネがあるので失くさないように注意)
④電池が見えますので、電池を停めている金具を外します
(引っ掛けてあるだけなので、金具の端を軽く押せば外れます)
⑤古い電池を外して電池を交換します(簡単です)
⑥電池を交換したら裏面のACと書いてある箇所と電池のプラス面を
ピンセット(金物)で通電すればリセットされて使用出来る状態となります
(※単純な作業ですがとても重要な作業です。これをしないと使えないです)
⑦後は裏ブタを先程の逆の順番に戻せば作業は終了です(通常はここまでで完了です)
⑧最後に4本のネジを締めて完成でしたが今回は重大なミスを起こしてしまったので
これからが少し面倒な作業になってしまいました
◆重大なミスとは1本ネジを締め過ぎたのかネジをいくら締めても締まらなくなって
しまいました(><)やっても~た~皆さん充分にご注意下さい
そんなに力を掛けたつもりも無かったので劣化していたのかな~でもこのままでは
使えないので対応を考えます
(ワンサイズ大きいネジを探してみましたが見付けられなかったので断念しました
散々悩んで色々対策を調べた結果、ネジ穴を再び蘇らせる対応を行いました)
⑨ネジ穴の掃除を歯間ブラシで行います。ネットにはアルコールにてと書いて
ありましたが無かったので清掃だけ行いました
⑪針を使用して瞬間接着剤をバカになった穴の付近(側壁)へ丁寧に塗りつけます
乾燥する為に1時間ほど放置します
⑫硬化を確認してからネジにシリコーン潤滑剤を吹きつけて硬化した穴へネジを
軽く締め込みます(新たな溝を作成しているイメージです)
奥まで入ると完全硬化するまでそのネジは抜いておきます
⑬1週間後(完全硬化がどれくらいの時間が必要か解らなかったので適当です)
ネジを普通に締めてみて、通常のトルクで締まれば完成です(実際普通にネジが締まりました)
【感想】
実際やってみましたが思ったより簡単にネジ穴が復活したので良かったです。カバーが
密閉出来なければ防水時計の意味が無いので直って良かったです