波乗り・トラブルクラゲ,サーフィン,緊急入院

波乗りをしているとクラゲと遭遇したりクラゲに刺されたりは日常茶飯事ですが、クラゲの中には強い毒性を持つものも少なく無く日本国内でも毒性の強いクラゲが存在します

私は恐らくカツオノエボシ(医者の先生が言うには)という毒クラゲに刺されたと思われるのですが、1度目は10年以上前ですが四国のポイントで海パン一丁でパドルリング中に刺されました。脇腹を突然千枚通しで突かれたと思うほどの激痛が走り、思わずボードから落ちました。痛くて傷を見ましたが小さくミミズ腫れの様になっていましたが何とか波乗りが続けれそうなので、そのまま続けていました。その時は傷はそのまま残りましたがそれ以降は特に痛むことも無く終わりました

しかし伊勢にて2度目に毒クラゲ(カツオノエボシ)に刺されてしまいました。激痛が走りましたがその日の1本目の波に乗ろうとした時に刺されたので、痛いのを堪えてそのまま波乗りをしていたら今度は心臓がドキドキしてきました。刺された跡は真っ赤に腫れあがってきて駐車場のおばちゃんに見せたら直ぐに志摩病院へ行きなさいという事で、慌てて近くの志摩病院へ行きました

志摩病院

診察を行い、医師にあっさり入院を宣告され車椅子に乗せられました。アナフィラキシーショックなのか2回目はヤバイみたいで夜には高熱が出ました。海の近くの病院なのでクラゲに刺された患者も多いと聞きましたが、先生は医療の書物(クラゲ治療だと思いますが)を読みながら温めたり薬を塗ったりと治療して戴き、その日は一晩熱と戦いながら点滴を受けました

翌朝には熱も下がってほぼ普通の状態に戻り帰れるかどうかを気にしていたのですが、間の悪いことに大型の台風が上陸するらしく(台風の波を狙って来ていたので仕方ないのですが)もう一泊した方が良いと言われたのですが、急遽退院させて貰って帰ることが出来ました。クラゲも痛かったが数万の出費も痛かった~

皆さんもクラゲに刺されて、いつもと違う感覚(痛みが激しい、腫れが酷い等)があれば直ぐに病院へ行くべきだと思います。 直ぐに来ていれば入院を避けられていたかもと言われました。それ以来夏場でも海では長袖を着るようにしています。たかがクラゲですが皆さん気をつけましょう

波乗りサーフィン,趣味

私の趣味は、波乗りです

趣味は波乗り(イメージ)

サーフィンと言わずに波乗りと言っています。何故か解らないが波乗りを趣味とする人はサーフィンとは言わず波乗りと言います

私も昔から波乗りと言っています。この趣味と出会ってから既に30年以上になるが腕前はさほど上手ではない。趣味には元々熱中するタイプの人間であるが、波乗りだけは嵌り方が半端ではなかった

同じ波乗り人には理解して戴けるでしょうが、そうでない方には全く理解出来ない趣味である。まず大阪には波乗りが出来る海がない、そこで海に行くまでに相当な時間を車で移動するしかない。因みに私のホームポイントまで片道4時間半掛かる、それから海へ入って再び4時間半のロングドライブを強いられる

波乗りには波が必要

また、毎回波があるわけでもなく同じ波も無いので波の無い時や海が大荒れで入れない場合もある。その場合は波のある場所を求めて車で移動しなければならない

その為にも週の始めになると週末の波の予想が必要となり、天気図を見ながら週末の波を予想する

普通に生活している限りでは余り考えないかも知れないが、ある程度波乗りをやっている人間には当たり前の話で、天気図や潮の干満、月の大きさ等を考慮に入れつつ日々予想と妄想を行う

妄想と言えば今は機会が無くなりましたが、大阪の中ノ島中央公会堂で『サーフィン映画会』といったイベントがあり、場内はガラム(インドネシアのタバコ)の匂いが充満する中、また歓声や指笛が飛び交う中で波乗りの映像を見ながら大騒ぎをしてたのを思い出します。その時の楽しかった雰囲気や同じ空間を共有するサーファーの熱気が脳裏をよぎります(懐かしいなあ~)

中之島公会堂 「サーフィン映画会」が開かれていました 

そんな波乗り漬けの生活の中で階段や坂道があれば波のスロープを妄想し、ガードレールや電柱なんかは波のリップ想像してイメトレをしていました

始めたのが少し遅めの20歳の頃だったのでその時は毎週末が楽しくて、ただ年齢を考えると30歳まで続けてたら凄いなって仲間で言ってたのですがまさか30年以上も続けてるとは夢にも思いませんでした。いい大人が未だに金曜の夜は寝つきが悪いです興奮して寝れないんです(笑)