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そんなある朝、起きると大雨でまたしても女将に起されて皆出て行ったと聞かされてしぶしぶ朝食を食べて、部屋に戻ってからこんな大雨でも海へ行くかどうか会議をしてたら(不思議なのですが大阪にいる時に波乗りへ出掛けるのに天気なんて気にしたこと無かったのになあ~)

雨の海

また女将が入ってきて掃除するから出て行けって追い出され折角宮崎まで来てるので、鹿児島へ行こうと言うことになって急遽大雨の中、桜島へ向かうのでした。大雨の中の桜島がとてつもなく不気味で今でもあまり良い印象は残っていませんが火山灰が一杯あって岩だらけの宇宙のような不思議な場所の記憶が残っています

雨の桜島

皆でお土産を買って宮崎に戻っているときに、当時はコンビニも無く車で走っていてもお店が全然なくてお腹が減ってきていました

そんな時に私はひらめきました、どうせこのまま帰るまで何も食べないわけにはいかないし店もないし探しまわるくらいなら、じゃんけんをして負けた人が先ほど買ったお土産を差し出せば良いのではないかと提案しました

お腹が減っていたのも手伝って皆でじゃんけんすることにしました。気合の入ったジャンケンでしたが、敢え無く私が負けて大事なお土産が野獣の群れに貪られるはめになりました。ガックリ!

幻のお土産・芋けんぴ

サーフトリップサーフトリップ,大渋滞,宮崎,GW

サーフトリップ・宮崎

フェリーで宮崎まで行くと時間に制約が出来るので何回目からは車で行く様になり、GWに移動する訳ですから渋滞が半端ではなく数十キロの渋滞が何箇所もあります。高速でも渋滞が激しく混みだして車が動かなくなる(最近ではあまり見なくなりましたが当時は混むと殆ど動かなくなりました)

GWの高速は大渋滞

するとこのメンバーはジッとして居られない。なぜか車から降りて前方へ歩きだす習性がある

車でじっとしてれない性分の友人(イメージ)

その中の一人は渋滞に飽きると必ず寝る、荷台で寝てくれるのは良いのだが皆のウェットスーツやカバンが置いてあるがお構いなしにその上で横になって寝てしまう『ウェットスーツがしわくちゃになるからやめろ』って言っても寝てしまう

別の2人は高速道路の先を目指して歩いて行ってしまい、もう一人は荷台で熟睡してる。私はいつも運転をしているので音楽を聞いて一人ボッチ。そしてある程度車が走り出す状況になると厄介なことに車を止めて例の2人を回収しないといけない

そういえばこんな風景もあまり見ない様になりましたが一度渋滞が始まると完全に止まっていた記憶があります(今は改善されているんですね)いつもこんな感じで長い旅を過ごすのですが、熊本の一般道の山道を通過している時にまたもや渋滞になりかけていたときに対向車の1台が 我々の車の真横に止まりました

GWは一般道も大渋滞(イメージ)

すると優しそうなおじさんがこれからこの一本道は残念ながら相当混んでいるので気をつけていきなさいっと、それだけを伝えて去っていかれました。サーフボードを満載した大阪ナンバーの車がよっぽど不憫に感じてわざわざ止まって渋滞が延々続くことを教えてくださったと思うと何故かこの土地の人々の心の優しさが伝わってくるようでした