波乗り伊勢,波乗り,道中

昨年のことですが、伊勢へ波乗りへ行く道中、国道165号線を伊賀神戸方面から青山高原方面に向かう途中の伊賀コリドールロードの高架下辺りで以前の台風被害の影響で片側通行になっている部分があり、信号待ちをしていた時に気になる看板があるので撮影しました

ユニークな看板

看板には『本当に通り抜けで出来ません』って書いてあったので何人もここを通り抜けようと試みたのかと想像するとなにか笑顔になりました

伊勢へ波乗りへ行く道中で信号待ちで止まっていると、前方に救急車が止まっていて何気なくナンバープレートを見ているとなんと119番ではないですか、思わず写真を撮りましたが救急車のナンバープレートは全部119なのかな~解りやすいですがね

解りやすいナンバーでGOOD!

伊勢には何十年も通って来たので、通う道は今まで幾通りも変えてきましたが、最近利用している道でオヤッと思う標識を見つけたので紹介させて下さい

以前から気になってたのですが、速度表示看板が傾いていて”50?”って問いかけられてるように見えます。設置した時から傾いているのか、台風か何かで傾いたのか非常に気になるのですが、特に修正もしないまま放置してあるので皆さん気にならないのでしょうね

解り難い写真ですみません、傾いてます

波乗りケリー・スレーター,サーフィン界,生き神

この世に、生き神(いきがみ)様が存在するスポーツがある(私はそう確信を持っている)

そのスポーツとはサーフィン、つまり波乗りである。サーフィン界には数々の有名サーファーが存在し、また天才サーファーも沢山いる。しかし、中でも天才中の天才と呼ばれるサーファーが3名存在する

1人目は、今までのサーフィンスタイルであったシングルフィンからツインフィンへ乗り換え、波を縦横無尽に切り刻む現在のサーフィンのスタイルの扉を開け、前人未到のワールドタイトルを4年連続して獲得する大偉業を成し遂げ、サーフィン界にプロの世界(現WSL)の礎を築き上げたマーク・リチャーズである

MR ツインフィン
MRことマーク・リチャーズ(独特なサーフスタイルで翼の折れたカモメと称された)

もう一人は、ツインフィンを更に進化させスピードとコントロール性を調和させたトライフィンを操り、アマチュア時代より常に話題の渦中に居ながらプロに転向後、世界ツアー参戦早々ワールドタイトルを2度も連覇し、天才の名を欲しいままにしたトム・カレン

トム・カレン(当時、トップでのカービングはトムしかやらなかった)

しかし彼は突然シード権を放棄し、世界ツアーから一線を隔し、鳴りを潜めてしまった。トム・カレンの居ないツアーにサーフィン界が騒然となった

1年ツアーを休んだ後、再びコンテストシーンにカムバックし、なんとシード権を持たない彼は数日にも及ぶトライアルラウンドからの出場となり、それまでトライアルから出場して優勝することは不可能と言われ、今まで誰一人成し得なかった偉業を彼はその年6回も達成しその年のワールドタイトルを奪還。世界中のサーファーの度肝を抜き現在も伝説となっている

そして最後の一人はトム・カレンと同じくアマチュア時代より常にメディアのターゲットとなり、プレッシャーとの戦いの中、着実に実力を付け世界ツアーに於いても台風の目の如くルーキーから上位を狙うポジションに位置付け、特にサーファーの目標であるビッグウェーブに長けた才能を発揮しハワイのパイプラインマスターズを手中に収め、その年念願の世界タイトルを奪取したケリー・スレーター

右は若き日のケリー

ケリーの登場により次世代のサーフィンが炸裂、彼は歴代のチャンピオンを次々と倒し世代交代に拍車が掛かった。その後彼は数々の偉業を成し遂げ、ワールドタイトルはマークリチャーズが前人未踏の4連覇を果たしたのに対し、彼はなんと5年連続チャンピオンの座に輝きトータル11年分のタイトルを制した

またトーナメントプロが苦手とした、ハワイのタイトルも幾度と無く獲得し伝説となった

【生き神様】ケリー・スレーター

ただ彼が他の天才と違っているところは、彼は過去の人では無く現在もタイトルを奪取し続けており、今年も優勝を争いを演じている。相当な体力が必要なスポーツであり20歳台でピークを迎える過酷な競技の中、40歳台の現在でもティーンエイジャ-相手に優勝を競っている

 彼がサーフィン界に彗星の如く登場し、数々のレジェンド達に引導を渡し新時代を開いた。そんな彼がなんと次世代のモンスターを手玉にとって現在も進化を続けている。まさにサーフィン界の神であると私は信じます