アルミボートに乗っていた頃のお話です。
ヤマハの船外機を9.9馬力から15馬力へアップしたことがあるので、そのやり方について説明したいと思います。アルミボートを9.9馬力の船外機で乗っていて風の無い日なんかは、広い琵琶湖ではもう少し早くならないかなと思う時があり、見た目は15馬力の船外機と全く同じなので何処か部品を交換すればパワーアップに繋がるのではないかと以前から思っていました
そんな時ヤフオクで15馬力のリードバルブという部品が売られていて、9.9馬力の船外機にも取付可能と書いてあったので出品者の方に問い合わせてみると業者関係の人で、その部品を交換すれば15馬力になるか確認すると9.9馬力と15馬力両方のパーツマニュアルを見比べるとリードバルブの一点だけ違うらしいので交換すれば15馬力になると伺い購入しました(その他は全く同じなのでその部品を交換すれば15馬力になる予定)
リードバルブを交換し(そんなに難しくなく交換するだけの作業)それとアクセルの開閉にリミッター制限(ネジでアクセルが回り過ぎないようになっている)が掛けられていたのを解除した記憶があります。それで15馬力になり、9.9馬力からすると150%のパワーアップになります
交換し早速操縦してみると明らかにパワフルになり移動が速くなりました(えっこんな簡単にパワーアップするの)
そうなるともっとマッチした(スピードの出る)プロペラがあるのでは無いかという事で、そのままでも充分だったのですが、一人で乗っても友人と二人で乗っても性能が発揮できる良いプロペラが無いかマリーナのスタッフにも色々試させてもらいましたが、なかなかマッチしたプロペラが見付からず(スピードは出るが立ち上がりが悪いとか、立ち上がりは早いがスピードが伸びないとか、素人が厄介な領域に踏み込んでしまった様な感じ)
そこでプロペラの販売店で聞いてみたところアルミの4枚プロペラが断然早いということを教えて頂き早速購入し、試してみたところ何故か私には判らないのですが本当にスピード&パワーに優れてました(ピッチは10でした)そのプロペラに交換したらオールマイティにマッチしました。理屈は全く分からないですがこの時はスッキリしました~
たかが15馬力に付けるプロペラですが、プロペラだけでこんなフィーリングが変わるものかと感心致しました
上記の様な改造、修理、取替を行った場合は、必要に応じて随時の船舶検査の受検が可能なので臨時検査を受検してください。ただし臨時検査を受けようとする時期が定期検査または中間検査の受検時期と重なる場合には、その定期検査または中間検査において改造などに伴う検査も行いますので重ねて臨時検査を受ける必要はありません