波乗り日記五十嵐カノア,USオープン

五十嵐カノア選手 PHOTO: © WSL/Morris

五十嵐カノア選手は現在CT(Championship Tour = CT)で世界ランキング5位という素晴らしいポジションをキープしています。カノア選手は今年日本人として初めて世界チャンピオン(CT第3戦バリにて優勝)に輝き、その時点で世界ランキング2位となっていました

毎年後半戦に向けて調子が上がってくるカノア選手なので今年は本当に楽しみです。またCTの一つ下のQS(Qualifying Series = QS)でも稲葉レオ選手が現在ランキング5位につけています。このままQSで10位以内をキープ出来れば来年はCTで日本人が2名になる夢の様なシーズンになりますので是非とも頑張って頂きたい

五十嵐選手を数年前まであまり知らなかったのですが、4年前にカリフォルニアのハンティントンビーチで毎年行われるUSオープン(アメリカで開催される世界最大のサーフィン競技大会で観客動員数は約50万人)で日本人の大原洋人選手が優勝した時に日本でもニュースになるくらい盛り上がったのですが、もう一名の日本人として五十嵐カノア選手も3位に入賞したという事でその時カノア選手を知りました。(ごめんなさい)

何年か前にハンティントンビーチを訪れた事があり、私の記憶に残っているのは昔ビデオで見たトム・カレンやマーク・オクルーポ、 シェイン・ホランがUSオープンの大観衆前で激闘を演じてたシーンが思い出されるのですが、実際に行った時のハンティントンビーチは静かな桟橋でのんびりしていました 波乗りをしている人もチラホラ見かけましたが、結構皆さん上手かったのを覚えています

ハンティントンビーチ前 ジャックスサーフshop  

浜の前にはジャックスという有名なサーフショップがあり ウエットスーツが大量(本当に沢山)に掛けてあり、当時値段が日本の数分の1以下だったので汗だくになって試着し数枚購入したのを思い出します

2017年そのUSオープン(カノア選手の地元)で初優勝を飾り、2010年のブレット・シンプソン以来のローカルの優勝に会場は熱狂に包まれたそうです。そして翌年2018年カノア選手はなんとUSオープンで2連覇を果たしたのでした

彼がCTへ参戦し(当時はアメリカ選手として参戦)、2018年より日本人としてCTに参戦し、日本人初のCT選手になりました2019年今日現在、USオープンが開催されています。(2019年7月28日~8月4日)五十嵐カノア選手もそうですが、日本人選手(男女共に)がQSのポイント獲得を目指してチャレンジされているので皆で応援したいと思います

波乗り日記サーフィン,伊勢湾の波情報,台風

【ポイント】津、【天気】雨、【気温】27度、【水温】26.5度、【波】腰、【ウエット】スプリング

津のポイント ややインサイドブレイク気味

台風6号が東海地方を通過中と言うことで伊勢国府の浜は早朝より頭オーバー~Wサイズのクローズコンディション。

夕方は風が南西になり国府の浜でも入れそうな予感がするが、夕方まで待つだけ待って結局海に入れないことになってしまうと耐えれない。先週も南張で消化不良だったのでなんとか朝から出来る場所を探して津方面へ向かいました

道中は豪雨で車の走行は気を使いましたが、津のポイントでは何とか腰位の波があり、風は気になる程ではないがインサイド気味のブレイクなので結構密集気味。台風6号の影響でずっと雨でしたが波は選べば少し距離が乗れるためマズマズ遊べました。ただセットの間隔も微妙に長く、通常の台風よりうねりが弱くリラックスして楽しめました

津のポイント(画像が風で揺れてます)

夕方波情報を確認したら、ラスタ前がなんと45点の高ポイントでしかも空いていた様で夕方を狙われてた方が羨ましい一日でした。まあ今週は沢山乗れたので波は微妙でしたが満足出来ました。皆さんお疲れ様でした