2021年4月

先日見ていた1985年の月刊TAKEOFF（関西のサーフィン雑誌）の付録にサーフショップの紹介があったので大変懐かしくその当時私が通ったサーフショップをご紹介させて下さい

【ブルーサーフ（上本町店）】旧ナチュラルアート

此処は何度も通っていて私が通っていた頃より今は店舗も大きくなったと思います。 最初に訪れた時の店名はナチュラルアートというお名前で、そのＴシャツ持ってました（笑）確かそのＴシャツにはsince1978だったか（年はすみません自信ないです）って書かれてた様な記憶があります。元JPSA会長の腰添健さんのお店で板のリペアやウエアの購入など大変お世話になりました。私が通っていた頃は店長が上野さんで感じの良いナイスガイでよく割引きして貰いました

【ショアーサーフショップ（上本町店）】

実家から一番近かったのと友達が此処で板を買ったので通い易く、またお店の方が優しくて海の帰りに寄ってもコーヒーを飲ませてくれて良く雑談していたことを思い出します。私自身はあまり何か買った記憶はないですが波乗りを始めた頃は頻繁にクラッシュさせていましたが毎回此処へ持って行って直して貰って、仕事の帰りに立ち寄ってボード抱えて実家まで帰ってました。スタッフの方がお店の前でリペアーしてるのをずっと教えて貰いながら見て、自分で直せる様になったので荒木さんに感謝です

【リノ・スポーツ】

ここはサーフショップでもあるのですが色んなスポーツ系のアイテムが置いてあったのを覚えています。波乗りを全く知らない頃、友人とミナミ（難波）でお酒を飲んでいた時に波乗りの話になって、波乗りをやるならまず道具を揃えないとアカンよって言われて、たまたま通り掛かったリノ・スポーツに入ってサーフボードを見た時に何にもわからないのにデザインが気に入ったサーフボードがあって、友人も酔っぱらってたと思うのですが二人でボードを購入してしまいました。お金もカードも持っていない時代でしたのでボードはローンを組んで買いました（笑）そして友人に聞きながら必要なものを酔った勢いで全てローンで買いました。後日審査が通って荷物を取に行った時は嬉しかったな～このショップは仕事の帰りや、飲みに行った帰りに立ち寄り易いのと店員さんがとても話し易く、怒られるかも知れませんが皆さんサーファーなんですがサーファーっぽくなくてとても親しみ易く、また新しいアイテム等があれば一早く入荷されていてよく試させて貰ったりしたので今は無くなってしまいましたがとても思い出深いサーフショップです

【サーフプロジェクト】
阪急の服部駅（当時）にあるサーフショップで友人が４Ｘのウエットスーツを作りたいと言うことで一緒について行ったのが縁で通う様になり、店長の森岡さんが商売っ気が全く無く本当に人柄が良くサーフィンを愛する方で、私もウエットスーツを何着か作らせて頂きました。森岡さんサーフィンがメチャ上手かったなあ。オーストラリアのサーフブランドNEVのネブ・ハイマン氏が来日されたときのお話や一緒にサーフトリップに出掛けた話や冬のノースショアーの話等本当に楽しいお話聞かせて頂きました

【ラハイナ】

なんばCITYの端っこにあったサーフショップだったと思います。福田義明さんが乗られてたウイナーズという板を扱っていて、福田プロを崇拝していたので何度か訪れたことがあってボードは高価で当時何枚も買えないので、福田さんが着ていたウイナーズのＴシャツを買いに行ってました

他にも紹介したいショップがありますのでまた後日アップ致します

【ＬＯＯＰ　サーフショップ】

京阪沿線の千林駅付近にあったサーフショップで当時ブレーカーアウトのウエットスーツが欲しくて雑誌で見付けた取扱店で一番近いところがそこだったのでお邪魔しました。店長（店員？）さんは気さくな方で色々話をさせて頂いて念願のブレーカーアウトのウエットを制作したのを覚えています。私はこの時ウエットスーツをグレーで作ったのですが、覚えてられる方もいらっしゃると思いますが丹後半島の経ヶ岬沖でタンカーが座礁をして大量の油が海上に流れる事故があったのですが、その後丹後半島で波乗りをしていてそのグレーのウエットスーツにオイルボールが数か所当たって黒くなって泣きそうになったことを思い出します。サーファーの方々がボランティアとなって油の除去に貢献したことも当時話題になっていました

【ザ・ショップ・ジャミング】

久我孝男プロが全盛期の時代（何年間も全盛でしたが）久我プロの乗っていたシークエンスのボードが欲しくて販売店を探していたところ友人も欲しいということで神戸にあったジャミングで購入しました。丁度お店には探していたサイズが無かったのですが、古田店長が蛸操プロ（シークエンス社長）に電話をして取り寄せて戴きました。このボードのデザインが久我プロと一緒なので下手な我々が乗ると申し訳ないやら恥ずかしいやらでしたが気分は最高でした。このボードであっちこっちへトリップへ出掛けたので思い出が一杯詰まっています。当ショップは阪神大震災で被災されたということをお聞きしましたが、現在も場所を移して営業されていると言うことでサーフショップが減っていく中で頑張って欲しいと思います。そしてこのボードは他のボードに乗り換えた後も記念の為ハードケースに入れて大切に保管していました

先日、このブログにも書かせて頂きましたがサーフボードが増え過ぎた為、どうしようか悩んだ挙句捨てることは絶対したくないので、もしこのボードが記念に欲しいと思われる方が居られたらお譲りしようと転売サイトに掲載したところこのボードを製作した蛸操さんのお知り合いの方が購入して下さり、蛸操プロがそのボードにサインを書き写真を送って頂きました。この時は本当に保管していて良かった、また最高の人に購入して貰えて幸せでした。千葉のシークエンスの店舗に飾る話まであったみたいで本当に光栄です

【ウイリーバード　サーフショップ】
このショップは宮崎にあり、何度か宮崎トリップに行った時に立ち寄らせて頂いたショップです。このショップには高津左プロ、谷口プロ、川畑プロが通われていたような記憶があります（間違ってたらすみません）オーナーが有名な方で本当に優しい人でした。我々はお土産の替わりに記念にお店の店名入りスエット上下やグッズを買った記憶があります。ASP宮崎大会の時にテレビで見て知ったのですがオーストラリアのリチャードマーシュ選手がクラッシュしたボードを大会に支障が出ないように修理されている模様が映像で流れていて、人の好さが滲み出ているようなシーンでまた宮崎に行きたくなったのを思い出します。お元気にされているのかな～

【ストゥディオサーフスポルト】

畑中プロのお店で、ここは大きなクラッシュをしたときにお世話になったショップです。海外にオーダーして届いたばかりのボードをかなり派手にクラッシュさせてしまい、自分でやって後悔したくなかったので何件か廻って見積して貰ったところぶっち切りの安さと速さで少し遠かったのですが、何度かお世話になりました。プロサーファーで尚且つ、ご自身で削られているので安心してお任せ出来ました。友人なんかも県外からワザワザ値段に釣られてボード修理をお願いしてました

畑中プロって聞くと私は昔とても不思議なことがあったのを思い出します。もう何十年も前の話ですが仕事中に地下鉄で移動している時に旅行会社の広告が車内に貼ってあってその広告がハワイ旅行のポスターでした。そのポスターを見た時に私は何故か昔サーフィン雑誌で見た畑中プロと池尾プロがハワイで練習している特集があって、そういえばあの二人のプロは今はどうしてるのかなって一瞬でしたが脳裏を過ったことがありまして、それまで両名とも全く私は無関係で見たことも無かったのに何故このポスターでそんなことを思い出したか謎ですが、そのうち目的の駅について降りようとしたところ、これが本当の話なのですが（信じて下さい作り話では無いです）扉の前でホームに立っていたのが池尾誠プロだったのです。私はビックリしましたが、恐らく人間にはコントロールは出来ませんが予知能力というものが備わっているのかな～と思いました

他にも欲しいものを求めて行ったサーフショップは沢山ありお世話になりました。スポタカ（心斎橋）、ヒルハウス（枚方駅前）、OFFTHEWALL（大阪店）、Respect（枚方）等あっちこっちに行かせて頂きましたが、移転されたお店もありますがインターネットが普及する前は本当にお世話になりました