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宮崎・最高のロケーション

その民宿には関東からもプロサーファーが良く来るそうで、その人達は明け方から海へ入って1ラウンドをこなしその後朝食の為に民宿へ戻って来られて朝食後は夕食までサーフィンの練習を毎日、雨の日も風の日も関係なくやられているそうでした

しかし、我々は夕食が終わるとお酒を飲み、夜な夜な観光に出掛けたり騒いでいたので朝が中々起きれない。すぐ近くが海なんでゆっくり行っても充分波乗りは満喫出来るので気が焦らないせいもあるし、先輩が全く波乗りに興味がない(じゃー何故一緒に来たのか?一緒に騒ぎたいだけなのでした)

なので毎朝女将に起される『わざわざ大阪から着てるんでしょ、他のサーファーの皆さんは出掛けたよ、ご飯片付けたいから食べて』って言われる始末。食べたら食べたで部屋でタバコ吸ってプロレスごっこをしていると、部屋が掃除出来ないから海に行けって追い出される

それから海へ行ってもたっぷり波乗りが出来、今度は堤防で寝て、起きては野球をしたりアイスを食べたり海へ入ったりと日が暮れるまでのんびり出来ました

宮崎の波は最高

変な話ではあるが大阪に居るときは海へ行きたくてしょうがないのに、いざ海が横にあるとそんなにガツガツしなくなる。不思議なものだ、だから上手く成れないのだなあ~

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そんなある朝、起きると大雨でまたしても女将に起されて皆出て行ったと聞かされてしぶしぶ朝食を食べて、部屋に戻ってからこんな大雨でも海へ行くかどうか会議をしてたら(不思議なのですが大阪にいる時に波乗りへ出掛けるのに天気なんて気にしたこと無かったのになあ~)

雨の海

また女将が入ってきて掃除するから出て行けって追い出され折角宮崎まで来てるので、鹿児島へ行こうと言うことになって急遽大雨の中、桜島へ向かうのでした。大雨の中の桜島がとてつもなく不気味で今でもあまり良い印象は残っていませんが火山灰が一杯あって岩だらけの宇宙のような不思議な場所の記憶が残っています

雨の桜島

皆でお土産を買って宮崎に戻っているときに、当時はコンビニも無く車で走っていてもお店が全然なくてお腹が減ってきていました

そんな時に私はひらめきました、どうせこのまま帰るまで何も食べないわけにはいかないし店もないし探しまわるくらいなら、じゃんけんをして負けた人が先ほど買ったお土産を差し出せば良いのではないかと提案しました

お腹が減っていたのも手伝って皆でじゃんけんすることにしました。気合の入ったジャンケンでしたが、敢え無く私が負けて大事なお土産が野獣の群れに貪られるはめになりました。ガックリ!

幻のお土産・芋けんぴ