サーフトリップサーフトリップ,ハワイ,マウイ

マウイ島に行った時の話ですが、その時はハワイ出身のデレクホーがASP(現WCT)ツアー絶好調で、その当時彼が乗っていたアイランドクラシックサーフボードの板を求めて探し回っていました。結局、マウイ島ではオアフ島の様な大きい店舗が見つけられず、欲しいサイズのボードがなかったので購入を断念しました

先日天国へ召されましたデレクホー(写真は宮崎プロにて)まだ信じられないです
このボードが欲しかったな~

マウイ島はオアフ島とは違ってかなり田舎の印象があり、道も細く自然豊かな感じがします。マウイにはウインドサーフィンの聖地ホキーパがあり、海に入っている人達は殆どがプロサーファーというのを聞きました。確かにウインドウサーフィンをしている人達は大波で強風のなか、もの凄いスピードで滑ってました

マウイ島のロケーション
街並みもノスタルジックで超素敵なところです

そこで車通りが少なかったので道路の向こう側に嫁さんを立たせて、道路の反対側に私が立ち、道路を挟んで景色と一緒に写真を撮っていたのですが、一眼レフでファインダーを覗いていて何か違和感を覚えてカメラから目を離すと、前の道を走ってた沢山の車が全て私の写真を遮ってはいけないと、被写体を開ける形でなんと道路上の左右に数台の車が止まってくれていたのです。(信号も横断歩道も何もない普通の道でした)

道路を挟んで写真を撮っていたところ、道路の車が全部止まってくれました(涙)

日本では絶対にありえない光景です。本当に申し訳ないのと、感激したので全ての車に挨拶をしていたのですが、これまた全員が手を振ってくれたのでした。この感動は一生忘れないと思います。本当に素晴らしい最高の人達でした


サーフトリップサーフトリップ,ハワイ

初めてタウンで波乗りをしたときのことをお話しさせて下さい。早朝ホテルの窓から波を見ていたときは波の立っている場所がよく見えたのですが、浜に立って波を確認するとポイントが遠すぎて全然見えません。遥か遠くに人の影が見えるのでそれに向かってパドルアウトします。(皆さんはどうしてるのですかね、視力そんなに悪くないのですが)

ワイキキも良いポイントがいっぱい(ポイントは結構沖の方に存在する)

しかし、漕げども漕げどもラインナップポジションに到着しません、日本とは違って波の立つポジションが恐ろしく遠いのでした。恥ずかしながら、波も無いのにラインナップに到着する前、休憩する目的で何回か波待ちをしました(笑)
また最初の頃は、ようやくポイントに到着すると海が透き通りすぎて海底のサンゴが一杯見えてテイクオフしようと思うのですが、コケたらえらいことになるのではないかと思うと恐怖でなかなか乗れなかったのを思い出します

水が綺麗なのでサンゴが丸見え(オアフ島の写真・イメージ)

初めてワイキキで波乗りをした時、波待ちをしてるとリーシュコードが海底から引っ張られたことがあり、板ごと胸位まで海面に沈んだことがあって大慌てでパニックになり、サメか何かがリーシュ噛んで海底へ引っ張ったのと思いバタバタもがいてなんとか危機一髪で逃れたことがあります(後にも先にもこの1回だけの出来事でしたが)

海底の珊瑚礁(イメージ)

怖くて周りを見回して、敵をさがしたのですが特に何もなく、リーシュを見るとギザギザだったので珊瑚が絡まっていたことを知り、これは下手なワイプアウトをするととんでもないことになるということを学習しました。お陰でリーシュはボロボロになり心臓は爆発寸前でした

しかし何本か乗って落ち着いてくると、ここの波は日本のビーチブレイクとは全然違う波質でパワーがあるので簡単に乗れて、また簡単に乗り継ぐことが出来るので上手くなったような気がします。ただし、ワイプアウトは緊張で必ず波の上にコケル様にしてました

それと日本と全然違うと思うのは、通常来ている波のサイズに加え、数分に一度セットとよばれる少し大きめの波が到達するのが一般的ですが、ハワイではセットのサイズが急に大きいものがあり、通常は1mくらいの波なのに、セットの波が2m以上の時があります。個人的にはボーナスみたいで大好きです(腰位の波なのにセットは頭オーバーだったり)


ハワイで波乗りしていると上手くなったように錯覚して、日本へ帰るとそれが本当に錯覚だったことに気付くのですが毎回そう感じます。ハワイには一杯良い思い出があるので、ボチボチ投稿させて下さい。宜しくお願いします